獲れたて・出来立ての”旨い”をそのまま産地からお届け

umamama

先日販売を開始した、らいちの餃子、もうお試しいただけたでしょうか?

今回は、現地取材第3弾!として山口県山陽小野田市厚狭(あさ)にある「麺菜酒家らいち」さんを訪問しました。

 

「麺菜酒家らいち」は

山口県厚狭にあるカジュアルレストランで、

1971年の創業以来、多彩なメニューと温かい空間で元気と笑顔をお届けしています。

子どものころから来られていたお客様が、大人になってお子様を連れてこられたり世代を超えて愛され続けているお店です。

 

店主の山本さんにお話を伺いました。

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らいちの餃子に使っている材料の特徴を教えてください。

 

豚肉と野菜は国産のものを使っています。

ニンニクは青森県産を使っていて、ニンニクは中国産が多いんですが、そこは特にこだわっています。

鶏肉は山口県の地鶏長州黒かしわを使っています。

 

国産のにんにくは珍しいですね。

 

中国産のものに比べると、値段が10倍ぐらいするんです。

 

国産の食材を使おうって思われたきっかけはありましたか?

 

それはね、やっぱり中国のギョウザ問題があったでしょう。

段ボールギョーザ問題があって、何か中国の食材に対する不信感っていうか。

そこからできるだけ国産でつくりたいっていう想いがあります。

国産でも100 %生産者のところからもらってくるわけやないから分からないけど、出どころがはっきりしているものを使いたい。

 

にんにくを特殊加工し、においが残りにくいのも特徴とお伺いしましたが、

匂いが残りにくい餃子を作ろうと思われたのには、なにかきっかけがあったのでしょうか?

 

お店でも出しているんで、お昼ごはんに食べる人が食べやすいというのと、

ニンニクは強いものだったら、次の日まで残るでしょう?

がっつりにんにくが入っていたら食べた後次の日まで残るので、「ギョーザはちょっとね」っていうのを払拭したくって。

 

匂いが残らないぎょうざに変えてから、お客様からの声はありましたか?

 

臭うっていうのは気になるけど、臭わないことは気にならないからね。

だからといって味が落ちたとかの話もないので、その辺は安心しているところです。

 

 

使っている餃子の皮について教えてください。

 

皮は名古屋にある皮の専門業者から仕入ています。社長さんも餃子の話が止まらなくてずっと話続けるぐらい

餃子への愛が強い方で。皮屋さんなので餃子の中身を作られてるわけではないですけども

すごい研究されているんです。皮も中身に合うように研究されていて。

 

 

その中で、らいちさんの餃子にあった皮を選ばれたということですよね。

 

薄いほどパリパリしていて食感が良いっていうのはあるんですけど、

逆に具が厚かったらモチモチした食感になるってことでどこを取るか難しいんですけど、薄すぎると破れやすいし。

店で売るだけだったら問題ないけど販売することを考えると、水分とか染み込みやすいしね。

しかも厚すぎるとまた扱いが難しいので今の厚さになりました。

おうちで焼いてもおいしく焼ける厚さです。

 

テイクアウトのお店はいつ頃からはじめられたのですか?

生餃子のテイクアウトはコロナ禍の影響もあったので去年の2月から始めました。

 

 

餃子を瓦そばに次ぐソウルフードにしたいという想いについてお聞かせください。

 

山口県の名物に瓦そばっていうのがあって、瓦を焼いてその上で茶そばをのせて、

さらに具を肉と錦糸卵とねぎをのせて、それを汁につけて食べるっていう料理があるんです。

その名物を、ホットプレートで食べるっていうのがそのうち広がってきて、ご家庭でも手軽に食べる方が多いんです。

うちもしょっちゅうですけど。

 

(元祖瓦そば たかせ で瓦そばをいただきました。)

 

そういう感じの位置づけとして餃子をホットプレートで焼いて、

餃子って総合栄養食なんで、もうあとはご飯があったらいいから。

その日はお母さんお仕事休んで、お父さんと子供たちで、ホットプレートで簡単に用意して

餃子パーティーっていうのをしませんかっていう提案です。

 

ソウルフードにするっていいですね。

 

楽しいと思うんよ。ホットプレートでみんなでつつくっていうのは。

 

ソウルフードのお話からも、地域を盛り上げたい!という思いが伝わってきますが、

山口を盛り上げるためにされていることはありますか?

 

私、この厚狭で生まれたんです。自分が6歳の時に父が店を始めたので、ずっとそのラーメン屋と一緒に成長していってね。

昔のお店だから、小学校の頃から手伝いに行ってて、

地域の人もラーメン屋の息子って知ってるからすごい声かけてもらって、すごい可愛がってもらって。

2年専門学校に通った以外は、ずっとここにいるんです。

 

地元の人はみんないい人が多いので、すごく好きで。

なので地域を盛り上げる活動をしようっていうことで商工会議所青年部に入って活動しています。

イベントを開くと、みんなが楽しそうにしている姿を見るのがすごく好きで、イベントを通して地域を盛り上げていきたい。

 

 

あとはもちろん飲食店をやっているので、

自分が子どものころから比べると店の数も減ってしまって、買い物とか食事をするのに外に出て行ってしまう方も多いので

地元の飲食店に使ってもらいたいし、逆に、その周りからも食べに行こうってなるだけの、

一つの店があるだけじゃなくって、みんなでやっていきたいってことを想います。

 

うちも今焼き鳥屋と餃子屋を作って、そういう店を増やして魅力的な店を増やしていければいいかなっていう想いがあります。

 

昭和46年に創業されたらいちさんですが、先代のお父様の想いを引き継いでいる想いはありますか?

 

父がどういう思いだったか分からないんですけど、小さいときから出入りしてて

地域のみなさんに支えられて経営ができているっていう想いが強いです。

 

この間も、子供のころにお父さんときてたお客さんが、そのうち友達ときはじめて、

そのあと見ないなあと思っていたら子供さんを連れていたり。

そのうち子供が大きくなってくると孫もつれてきたり、4世代で来てくださってたりするんです。

 

そうなるとメニュー構成的にお子さんも好きだし、夜もお酒を飲む人にもあった

家族みんなで来れるようなお店にしたい想いがあります。

これが餃子パーティーに繋がっていて、みんなでわいわい食べよう!っていう。

 

家族で話しながら食べているのを見ると、やりがいがあるなと思います。

そこは父の想いと変わらないと思います。

 

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地元の方が身近な人に向けて花火を贈る、夢花火という地元のお祭りや、FMラジオの運営、

町のイルミネーションなど、厚狭の地域を盛り上げる活動を行っている山本さん。

 

お話を伺う中で、地元の方が好きで、みんなでわいわいとしている様子を見ることが好きな

山本さんの地元への深い愛が伝わってきました。

 

らいちの店舗も先代が始めた当初の店舗ではカウンターしかなかったのですが、

移転時に個室も作られたことで、家族みんなで楽しめるお店になっていました。

 

山口県産の地鶏「長州黒かしわ」を使い、もっと地元を盛り上げていきたい!という想いから

生まれた、長州黒かしわ餃子ぜひお楽しみください!

 

らいちの定番!豚ぎょうざと、食べ比べができるセットも販売しております!

 

 

 

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